Deepone(ディープワン。2021.2.20)-2023年のベレスフォードS(愛GII)の勝ち馬-

Deepone(ディープワン) 牡 鹿毛 2021.2.20生 英国・Andreas Bezzola生産 馬主・Vimal Khosla 愛国・P Twomey厩舎

Deepone(2021.2.20)の4代血統表
Study of Man
鹿毛 2015.4.9
ディープインパクト
鹿毛 2002.3.25
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
セカンドハピネス
鹿毛 2002.5.7
Storm Cat
黒鹿毛 1983.2.27
Storm Bird 1978.4.19
Terlingua 1976.2.7
Miesque
鹿毛 1984.3.14
Nureyev 1977.5.2
Pasadoble 1979.4.1
Avyanna
鹿毛 2013.3.18
Galileo
鹿毛 1998.3.30
Sadler’s Wells
鹿毛 1981.4.11
Northern Dancer 1961.5.27
Fairy Bridge 1975.5.4
Urban Sea
栗毛 1989.2.18
Miswaki 1978.2.22
Allegretta 1978.3.10
My Emma
鹿毛 1993.3.19
Marju
黒鹿毛 1988.3.12
ラストタイクーン 1983.5.9
Flame of Tara 1980.4.20
Pato
鹿毛 1982.4.15
High Top
鹿毛 1969
Patosky
鹿毛 1969

<5代血統表内のクロス:Northern Dancer5×5×4、Special(♀)5×5>

Deepone(2021.2.20)の血統の簡易まとめ
母父 祖母父 曾祖母父
Study of Man
(サンデーサイレンス系)
Galileo
(Sadler’s Wells系)
Marju
(トライマイベスト系)
High Top
(Dante系)
牝系 母の何番仔?
祖母が英仏GI2勝
(No. 20-c)
3番仔?

*

2023年のベレスフォードS(愛GII。カラ芝8F)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破時計
・着差
調教師
1 2 Deepone 牡2 59.4 W J Lee 1:41.42 P Twomey 2
2 1 Chief Little Rock 牡2 59.4 Gavin Ryan 1 3/4 A P O’Brien 5
3 3 Grosvenor Square 牡2 59.4 Colin Keane 短アタマ A P O’Brien 4
4 4 Navy Seal 牡2 59.4 Frankie Dettori 1 1/2 A P O’Brien 1
5 6 Stromberg 牡2 59.4 Mikey Sheehy 短アタマ Joseph Patrick O’Brien 2
出世レースの愛2歳G2ベレスフォードS、スタディオブマン産駒ディープワンが逃げ切り | JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト
現地23日、愛カラ競馬場で2歳G2ベレスフォードステークス(芝8ハロン)が6頭により争われ、逃げるディープワン(2番人気タイ)が2馬身ほどのリードで中間点を通過すると、直線入口から後続を突き放してそ

エイダン・パトリック・オブライエン調教師が1996年の初勝利以降、昨年2022年までの27年間で21勝という訳の分からない独擅場となっているベレスフォードS。その22勝目を阻んだのは、2021年生まれ世代がファーストクロップとなる新種牡馬Study of Manの仔、Deepone。6頭立てを発馬後二の脚三の脚を使って1ハロンを過ぎたあたりで馬群外側から先頭に立つと、後はウィリアム・ジェームズ・リー騎手とのふたり旅。バリードイル軍団のスーザン・マグナー氏の勝負服、マイケル・テイバー氏の勝負服、デリック・スミス氏の勝負服を尻目にカラ芝8ハロンをキレイに逃げ切りました。

ディープインパクト産駒のジョッケクルブ賞(仏GI)勝ち馬Study of Manは、その母系の血筋の良さから気になる存在。やはりStudy of Manの曾祖母であるGI10勝の世紀のマイラーMiesqueに目が行きますね。思えば、時同じくしてディープインパクトの2世種牡馬にして高祖母にMiesqueを持つリアルスティール(2012.3.1)の仔レーベンスティール(2020.3.8)が、日本の朝日杯セントライト記念(GII)を制しました。「同一牝系馬の連動する活躍」は、種牡馬にも見られるのでしょうか^^;

Study of Manの仔として初めてのGレース勝ち馬となったDeepone。管理されるパディ・トゥーミー調教師のコメントを引いておきますと、

I think he’ll be a mile-and-a-quarter to a mile-and-a-half horse next year.I hope for his owner Vimal Khosla that he has a Derby horse for next year and that will be it for this year.

Deepone cut to 20-1 for 2,000 Guineas after brave front-running Beresford Stakes win | Racing Post

私は彼が来年、1マイル1/4から1マイル1/2の馬になると思います。彼のオーナー、ビマル・コスラさんのために、来年のダービー馬になってほしいと願っています。そして、今年に関してはこれで終わりです。むぅ、トゥーミー師のあふれる期待をそこかしこから感じますね(^^)

Deepone、バリードイル軍団ではない愛国調教馬から現れたベレスフォードS勝ち馬。ディープインパクトの孫の、来年2024年の英愛クラシック戦線での走り、日本の空の下から楽しみにしています。

  

では、以上雪の家(ゆきのや)でした。これから走る馬、人すべてに幸多からんことを。

#1996年以降のベレスフォードSの勝ち馬で、後の活躍が顕著な馬には

  1. Saratoga Springs(1995.1.21)
    →レーシングポストT(英GI)、ダンテS(英GII)、ベレスフォードS(愛GIII)ほか
  2. アラムシャー(2000.4.18)
    →愛ダービー(GI)、”キング・ジョージ”(英GI)、愛ダービートライアルS(GII)、ベレスフォードS(愛GIII)ほか。愛ダービーでは同馬主のDalakhani(2000.2.16)に競走馬生で唯一の敗戦を与えました
  3. Azamour(2001.3.8)
    →”キング・ジョージ”(英GI)、プリンスオブウェールズS(英GI)、愛チャンピオンS(GI)、セントジェームズパレスS(英GI)、ベレスフォードS(愛GII)ほか
  4. Septimus(2003.4.4)
    →愛セントレジャー(GI)、ロンズデイルC(英GII)、ドンカスターC(英GII)、ダンテS(英GII)、ベレスフォードS(愛GII)、カラC(愛GIII)、ムアズブリッジS(愛GIII)ほか
  5. Eagle Mountain(2004.2.25)
    →香港カップ(GI)、ロイヤルホイップS(愛GII)、ベレスフォードS(愛GII)、ジョーエルS(英GIII)ほか
  6. Sea The Stars(2006.4.6)
    →英ダービー(GI)、英2000ギニー(GI)、凱旋門賞(仏GI)、英インターナショナルS(GI)、エクリプスS(英GI)、愛チャンピオンS(GI)、ベレスフォードS(愛GII)。言わずと知れた超良血のスーパースター
  7. St Nicholas Abbey(2007.4.13)
    →ブリーダーズカップ・ターフ(米GI)、コロネーションC(英GI)3回、ドバイシーマクラシック(UAE・GI)、レーシングポストT(英GI)、ベレスフォードS(愛GII)、オーモンドS(英GIII)ほか。疝痛による早世が惜しまれました
  8. Casamento(2008.3.20)
    →レーシングポストT(英GI)、ベレスフォードS(愛GII)、プランスドランジュ賞(仏GIII)ほか
  9. Capri(2014.2.7)
    →愛ダービー(GI)、英セントレジャーS(GI)、ベレスフォードS(愛GII)、アレッジドS(愛GIII)ほか
  10. Saxon Warrior(2015.1.26)
    →英2000ギニー(GI)、レーシングポストT(英GI)、ベレスフォードS(愛GII)ほか。日本産馬による英GI初勝利を遂げたディープインパクト産駒
  11. Japan(2016.2.22)
    →英インターナショナルS(GI)、パリ大賞(仏GI)、キングエドワード七世S(英GII)、ベレスフォードS(愛GII)、メルドS(愛GIII)、オーモンドS(英GIII)ほか。その馬名からも親近感が湧く馬でした(^^)
  12. Luxembourg(2019.3.24)
    →愛チャンピオンS(GI)、タタソールズゴールドC(愛GI)、フューチュリティトロフィS(英GI)、ベレスフォードS(愛GII)、ロイヤルホイップS(愛GIII)ほか。現役

12頭のGI馬の内訳はオブライエン師の管理馬8頭、ジョン・オックス調教師の管理馬3頭、マイケル・ハルフォード調教師の管理馬1頭。愛国の伯楽として知られたオックス師の管理馬3頭、アラムシャー、Azamour、Sea The Starsはいずれも後に複数GIを勝利することになりました。こうなるとハルフォード師の管理馬1頭が判明すれば、残り8頭はオブライエン師の管理馬ということになりますが、ハルフォード師の管理馬はCasamentoでしたm(_ _)m

##ベレスフォードSの著名な勝ち馬には他にNijinsky(1967.2.21)、Boucher(1969.4.7)、Saritamer(1971)、Just a Game(1976.4.6)、Assert(1979.4.17)、Sadler’s Wells(1981.4.11)、フラッシュオブスティール(1983.3.10)、El Prado(1989.2.3)等もいます。言わずもがなの馬もいますけれど、私はSaritamerが「おっ!!」と思います。「父ダンサーズイメージ×母Irish Chorus」の組み合わせで輩出された1974年のタイムフォーム・ベストスプリンターにしてハワイアンイメージ(1977.5.22)の叔父、種牡馬としても英オークス(GI)、”キング・ジョージ”(英GI)、英チャンピオンS(GI)、コロネーションC(英GI)とGI4勝の名牝Time Charter(1979.4.6)を送り出しました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました