イクイノックス(2019.3.23)-第43回ジャパンカップ(GI)の勝ち馬-

イクイノックス 牡 青鹿毛 2019.3.23生 安平町・ノーザンファーム生産 馬主・(有)シルクレーシング 美浦・木村 哲也厩舎

イクイノックス(2019.3.23)の4代血統表
キタサンブラック
鹿毛 2012.3.10
ブラックタイド
黒鹿毛 2001.3.29
サンデーサイレンス
青鹿毛 1986.3.25
Halo 1969.2.7
Wishing Well 1975.4.12
ウインドインハーヘア
鹿毛 1991.2.20
Alzao 1980.2.28
Burghclere 1977.4.26
シュガーハート
鹿毛 2005.3.6
サクラバクシンオー
鹿毛 1989.4.14
サクラユタカオー
1982.4.29
サクラハゴロモ 1984.4.13
オトメゴコロ
栗毛 1990.4.18
ジヤツジアンジエルーチ 1983.2.22
テイズリー 1981.4.27
シャトーブランシュ
鹿毛 2010.3.28
キングヘイロー
鹿毛 1995.4.28
ダンシングブレーヴ
鹿毛 1983.5.11
Lyphard
1969.5.10
Navajo Princess 1974.3.31
グッバイヘイロー
栗毛 1985.2.12
Halo 1969.2.7
Pound Foolish 1979.3.17
ブランシェリー
鹿毛 1998.3.3
トニービン
鹿毛 1983.4.7
カンパラ 1976.2.19
Severn Bridge 1965
メゾンブランシュ
鹿毛 1989.4.16
Alleged
鹿毛 1974.5.4
ブランシユレイン
芦毛 1982.6.11

<5代血統表内のクロス:Halo4×4、Lyphard4×5×5>

イクイノックス(2019.3.23)の血統の簡易まとめ
母父 祖母父 曾祖母父
キタサンブラック
(サンデーサイレンス系)
キングヘイロー
(Lyphard系)
トニービン
(ゼダーン系)
Alleged
(Ribot系)
牝系 母の何番仔?
半兄ヴァイスメテオール
(No. 16-b)
3番仔
(3連産目)

*

2023年の第43回ジャパンカップ(GI。東京芝2400m)の結果(上位5頭)


馬名 性齢
騎手 走破
時計
着差 通過
順位
上り
3F
馬体重
[増減]
調教師
1 2 イクイノックス 牡4 58 C.ルメール 2:21.8 3-3-3-3 33.5 498
[+4]
木村 哲也 1
2 1 リバティアイランド 牝3 54 川田 将雅 2:22.5 4 4-4-4-4 33.9 470
[-6]
中内田 充正 2
3 17 スターズオンアース 牝4 56 W.ビュイック 2:22.6 1 4-4-4-4 34.0 496
[+12]
高柳 瑞樹 5
4 5 ドウデュース 牡4 58 戸崎 圭太 2:22.7 3/4 6-6-6-6 33.7 504
[-8]
友道 康夫 3
5 3 タイトルホルダー 牡5 58 横山 和生 2:23.1 2 2-2-2-2 35.0 476
[+4]
栗田 徹 4
2023年の第43回ジャパンカップ(GI。東京芝2400m)のラップタイム
1F毎の
ラップ
12.7 – 11.3 – 11.5 – 11.0 – 11.1 – 11.5 – 12.0 – 12.1 – 12.1 – 12.4 – 12.4 – 11.7
ラップの
累計タイム
12.7 – 24.0 – 35.5 – 46.5 – 57.6 – 1:09.1 – 1:21.1 – 1:33.2 – 1:45.3 – 1:57.7 – 2:10.1 – 2:21.8
上り 4F 48.6 – 3F 36.5

東京芝2400m、曇の良馬場、18頭立て。

イクイノックス、完勝でした。GI6連勝にして史上6組目のジャパンカップ親仔制覇、ただただお見事。

イクイノックス(2019.3.23)-第64回宝塚記念(GI)の勝ち馬+α-
イクイノックス(2019.3.23)-第64回宝塚記念(GI)の勝ち馬+α-
イクイノックス(2019.3.23)-第168回天皇賞・秋(GI)の勝ち馬-
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GI6連勝はテイエムオペラオー(1996.3.13)、ロードカナロア(2008.3.11)に続いてJRA所属馬としては3例目。そしてまた、ジャパンカップで親仔制覇を果たした6組を確認しておきますと、

  1. シンボリルドルフ(1981.3.13)&トウカイテイオー(1988.4.20)
    →父は第5回、仔は第12回
  2. スペシャルウィーク(1995.5.2)&ブエナビスタ(2006.3.14)
    →父は第19回、仔は第31回
  3. ディープインパクト(2002.3.25)&ジェンティルドンナ(2009.2.20)
    →父は第26回、仔は第32回&第33回
  4. ディープインパクト(2002.3.25)&ショウナンパンドラ(2011.3.10)
    →父は第26回、仔は第35回
  5. ディープインパクト(2002.3.25)&コントレイル(2017.4.1)
    →父は第26回、仔は第41回
  6. キタサンブラック(2012.3.10)&イクイノックス(2019.3.23)
    →父は第36回、仔は第43回

いずれ違わぬ強者の系譜。ただ、今年のイクイノックスのレースぶりを思うと、最強の親仔はキタサンブラックとイクイノックスではないかと思わされます。連勝街道を走るイクイノックスのレースぶり。4角から直線に入る時の、見ている側が身震いするような手応えにしびれます。あの静かな迫力を繰り返し表現する馬は、30年ほど競馬を見て来ましたが初めて出会ったように思います。

イクイノックスのさらなる走りを見たいと思う反面、無事に世代を重ねる仕事に就いて欲しいと願う気持ちもあります。言えることは、ただひとつ。イクイノックスの馬生に幸多からんことを。

 

では、以上雪の家(ゆきのや)でした。これから走る馬、人すべてが無事でありますように。

#イクイノックスの鞍上であるクリストフ・ルメール騎手はウオッカ(2004.4.4)の第29回、アーモンドアイ(2015.3.10)の第38回と第40回、そして今回のイクイノックスとジャパンカップ4勝目。ジャパンカップ4勝は武豊騎手に並んで騎手の最多勝です。こちらもお見事。

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